さて、ブツが届きました。
注文から到着までちょうど7日。
長旅でお疲れのようです。
が、中はしっかりと梱包されており問題なし。
開梱していきます。
最初に現れるのはパネルたち。
傷防止のフィルムが張られております。
パネルの次。
コントローラーはOctopus、リニアガイドはVIVEDINO製。
その他のパーツも一通り確認し、欠品は無し!
液晶パネルの箱になぜかアヒル隊長が・・・。
コントローラーにもなぜか隊長・・・。はて、縁起物?
お次はビルドプレート周り。
ベッドヒーターはVIVEDINO製の450W。
最下層はフレーム、モーター類、ホットエンド。
フレームはミスミ製なので切断面の処理もばっちり。
ホットエンドはV6のクローンかな。
ステッピングモーターはMOONS製。
一通り問題なさそうなので早速組立に入って行く。
基本的にはマニュアルを見ながら進めれば特別難しい箇所はないと思われるが、マニュアル全体の中で7ヵ所(VERSION 2022-02-19)、要確認になっている箇所があるので注意したい。
詳しくはアッセンブリ―マニュアル(Assembly_Manual_2.4r2.pdf)を開き、「check your work」で検索。
プーリーやパーツの向きなど、間違えやすい箇所について注意書きがされている。
英語が苦手な方は少なくともここだけは翻訳し、図を良く見て理解しておくことをお勧めしたい。
また、スレッドインサートを大量に使用するため、事前にまとめて必要なパーツへの装着を終えておくことをお勧めしたい。
フレームはブラインドジョイントという方式で、フレームに穴が空けられており、一般的にアルミフレームを固定するために使われるブラケットが不要となっている。
便利なのだが、ボルトを締め付ける際にフレームがくるくる回ってしまう。
そこまで神経質になる必要はないと思うが面が出るよう注意が必要。
ところどころ、指定された寸法で固定が必要な個所がある。
自分は普段、墨の代わりにマスキングテープを活用している。ご参考まで。
Assyになると急にメカメカしくなる。素敵。
ガントリーのフレームの固定は後で調整するためあまり締め過ぎないようにする。
ガントリーを組み込んだ際、Y軸方向へ前後させると恐らくどちらかがきつくなる。
自分の場合は写真手前側のほうがきつくなった。
これは赤矢印の距離と黄色矢印の距離が合っていないために起こるので、先ほど緩めておいたガントリーのフレームと左右の XY JOINT をずらしながらスムーズに動く距離を探る。
併せて、ガントリーのフレームと X AXIS のフレームが平行に動くように各締結部の角度を確認しておきたい。
詳しくはこちらのチューニングガイドを参考にされたし。
この調整は完成後でも行えるが、ここである程度合わせておいたほうが後々楽なのでできる限り確認しておきたい。
Z軸のベルトはあまりきつく張り上げると調整の余地がなくなるため、限界までの張り上げはお勧めしません。(経験者は語る・・・)
X CARRIAGE へのA/Bベルト固定についてはマニュアルにも記載されているが、voronの設計上、A/Bベルトは同じ長さであることが前提なので、ベルトのスタート位置を合わせることと、カットする前に両方のベルトの長さが同じになっているかを確認することを強く推奨したい。(切る前のベルトは同じ長さに合わせられています)
この長さにずれが生じると、corexyの構造上、AモーターとBモーターの移動量に差異が発生するため最終的に印刷精度への悪影響が生じます。
自分は最初失敗しました・・・。
ヘッドユニットが付くとそれっぽくなるね。
ノズルとヒーターコアの向きに苦戦したので参考情報として。
ホットエンドはV6クローン、ヒーターコア、サーミスタともに配線が右側。
ノズルは奥側。たぶんこれが正解。
さて、今回はここまで。
次回はワイヤリングです。